top of page
暑い夏の大事な話
Buon giorno(ボンジョールノ)!!
夏だ!夏は暑イ!当たり前だけど暑イ!
暑いと汗がドボドボ。
最近お客さんの持ってくる自転車は汗でパーツやフレームが錆びてる。これ良くナイ。
ヴィンテージ自転車って30年40年もしくは50年も残っているもので、それって先人が大事にしてきたから。
だからヴィンテージ自転車を買うっていうのは、責任もつということ。ある意味では自分で買ったとしても自分だけの物でなく、みんなの物なンだよ。
そんな歴史の財産の一番の天敵は、水でもなく、汗!
しかも滴り落ちた汗って家に帰って自転車見た頃にはもう乾いてるんだよね。だから、汗なんかついてない、キレイキレイ。
って思っちゃう。
でもほんとはね。見えない汗が知らず知らず鉄を侵食し広がり続けるんダ。癌みたいにネ。
最近はホームセンターなんかで防錆スプレーはいくらでもある。
例えばウチで使ってるのはコレ。コレを吹き付けてティッシュや乾いた布で伸ばしてやるんダ。
見えない汗はすぐに拭く。防錆スプレーを塗る。を繰り返す。
ソレダケでいくらでも長持ちします。
特にココの部分は要注意ダ!
よく汗が落ちて錆が見られる所だけど、もっともっと見落としがちなのがココ。
ワイヤー通し。そしてワイヤーの下部分をめくって念入りにチェック!1回やって終わりじゃない。ずっと続けてネ。
イタリアから古い自転車を仕入れて見た時に、これまでどんな人がどんな思いで乗ってたかすぐに分かる。
それを感じて自分の思いも変わる。昔の多くの人はホントにホントに大事に乗ってたんだナってよーく分かるンダ。
今は使い捨てって考えも多イ世の中だけど、ビチクラシカも、ヴィンテージバイクに乗る全ての人もそんな考え方じゃダメなんだよね。
コレッて大事なハナシ!CIAO!
bottom of page